top of page

海王星土星春分点へ

更新日:1月26日


海王星や土星が黄道十二宮の最後である魚座から春分点である牡羊座に移動しようとしている。

魚座海王星と土星が今まさに極まっていることを感じずにはいられない。

魚座のシンボルマークは分解すると生命の樹の三本柱になる。

物質化と精神化。見えるものと見えないもの、それをつなぐもの。

海王星と土星は「夢を見させるもの」「夢を見ようするもの」への警鐘だ。

お金はもちろん、社会のあらゆるシステムがオンライン、S NS、YouTube、ショービジネス、メディア、宗教、政治、スピリチュアル、あらゆるものが2012年頃からどんどんコンテンツ化され、パッケージ化され、マニュアル化され、容易に心を持っていかれるシステムになって行っている。

その足元で地味で地道なものや生産性に削ぐわないものが報われない煽りを食ってきたことは今日の二極化する社会が証明している。

海王星魚座時代に、年間でこの国に生まれる子どもの数は半数近くになってしまった。

元気なクソガキどもも、絶滅危惧種だ。

ここ数年海外から日本に戻ると、その異様なまでの活気のなさに胸がざわざわしてしまう。

この極まりを象徴するかのように、この国ではこのタイミングで衆議院解散選挙が始まった。

昨年、貴重な昭和100年、戦後80年の節目の年。私はここに心を寄せて魔女のフェスタを開催した。けれどそれはあっという間に蟹座木星が海王星魚座と手を組み、着地点が危険な方向へ流されてしまった。

夢を見させようとするもの、夢を見ようとするもの。

私たちは忘れてしまう。海王星魚座のスタートに何が起こったのか。

福島の原発事故である。そこから安部政権から今日までの流れ。政治は幾度となく国民を騙そうとする。そして国民側は幾度となく何重にも敷かれた罠に騙され続けている。

この魚座海王星期のシンボルなのがこのタイミングで休業した、政治家山本太郎だ。

月星座が魚座の彼は、魚座海王星期の原発事故をきっかけに政治に挑戦してきた。

失われた30年はまさに魚座海王星期であり、山本太郎そのものだ。

最近声高に叫ばれる「日本が」「日本人が」「国民が」というフレーズの前に、私たちは1人の民だ。何の後ろ盾もない1人の志を持った民が、国家権力に抗いあらゆる暴力や不条理に晒され続けた。基本的人権もへったくれもない。みっともなく恥ずかしい姿をどれほど世間に晒して、それでも彼は被害者になど成り下がる事なく泣き言も言わずに這いつくばってきた。信念を貫き通してきた。しかもとても謙虚に。

誰が彼と同じ事をやれるだろうか。

出る杭は打たれる証明だけをこの30年社会のあらゆる場面で私たちは見せられてきた。

その度に私たちは萎縮し、反骨心を溶かされ、大人しい民であることを受け入れてきた。

その間にたった1人、あらゆる既存の国家権力に抗い続けたのが山本太郎だ。

ただ抗うだけではない。どんなに笑われてもあらゆる手段を試み、試行錯誤しながら創意工夫しながら諦めずにその歩みを止めなかった。

誰もやっていない事を成し遂げるのは、1人でもまして集団ともなっていけば当然あらゆる問題も揉め事も生じる。政治が数である以上仕方がない。

外の敵に加え、内の問題も同時に育てていかねばならない。カリスマ的プレイヤーとして外の敵と戦いながら、仲間たちを受け入れ、大らかに諭し、見守る大黒柱役も彼が担わなければならなかったのは想像を絶する困難だったと思う。

完璧な人や組織などない。個性や長所さえどんな事でも中傷対象にされてしまう。その孤独とジレンマは如何許りだったであろうか。

自分は傷つかない場所から上から目線で偉そうに物申してきた者たち、学歴や家柄や肩書きで上から目線で見下してきた者たち、本当に怒りを向けなければならない者たちへ向けられないあらゆる怒りを、彼を通してぶつけてきた者たち。あらゆる石を投げられながらも、草の根的に彼が粘り強く続けた努力でコツコツ地位を獲始めると、今度はそれに嫉妬して偽善者だと斜めからも数多くの石がぶつけられ、終いにはスパイだと中傷された。

そして彼はついに心身ともに限界を迎え、休養に入った。

昨年から、ずっと彼のホロスコープのソーラーアークで太陽に冥王星がのっている事が気になっていたので、彼の会見で納得した。

それでも彼は叩かれ続ける。

彼を叩かなければ、彼を認めて終えば、自分が魚座海王星期にプライドのマントで自分の弱い心を覆い、偽ってきた、隠してきた、信じようとしてきた核を失ってしまうのが怖いのだ。「まっとう」に生きる事への勇気のなさを認めたくないのだ。

そんな彼が療養せざるえない状況にまで追い詰められた今、「何があっても心配するな」と思える国にしたいという山本太郎氏の行動と熱意と芯の強さを、今こそ仕事も立場も健康も失った彼に応えてあげたいと強く思う。

そして、そんな彼を追い詰めてしまった社会の1人としてそんな彼が政治に絶望して再びあんな地獄の最前戦に戻りたくないと諦めさせてしまったら、もうこの国に未来はないと強く思う。私たちはとてつもない加害者の1人として既存の社会に加担してきたのだ。

そして、一度でも彼とともに立ち上がる勇気を持ち、威勢のいい事をマイクを持って呼びかけた男たちに言いたい。言い訳めいた情けないヒーローに成り下がるのかと。男気を見せてみろと。彼のために今こそひと肌脱いでやるという漢は、もういなくなったのか。

核武装しろ、移民を排除しろと粋がる事が、強い男なのか。

本物の強さとは、優しさだ。

年末年始の炊出し、被災地支援を率先してやり続け、重度障害者を何人も国会議員にし、まさに魚座的自己犠牲の精神で示し続けた山本太郎氏の真の優しさと業績を前に、リスクにビビって程よいロックを提供し続け飯を食う自分の心に後ろめたさはないのか。

耳触りのよい事を掲げて新党を立ち上げるプライドの高い男たちに乗って、S NS上で彼らに夢見て乗っかるエアヒーロー気取りの本当はだれよりも気弱な人たちがヤンヤヤンヤと騒ぎ出す。彼らの共通点は、現実に自分の親や上司、立場が上の人とは「言っても仕方ないから」「TVで洗脳されてるから」と言い訳をしてちゃんと向き合って説得したことのない者たちだ。

なぜ説得できないのか、なぜ勇気がないのか。

その答えこそが、失われたこの30年にある。

経済が悪かったので、上世代のような豊かな経験も、体験も、教養も詰めぬまま、自信も持てぬまま、ただコンプレックスを上積みしながら傷つきながら失敗しないようにじっと目の前の現実をやりくりしてきた。

SNSという傷つかずに掌の中で見られる夢は、私たちにとって唯一の希望だった。

自分が傷つかずにヒーロー気分を味わえるツールにすがったのだ。

政治家がアイドル同様に自分のファンにアピールしてどうする。政治は自分たちの生活なのに、政治に推しカツして萌えてるような余裕ある希望がもてる現実社会なのだろうか。

現実に立ち向かって自分より傷ついてる誰かを救うことは、何よりのセラピーなのに。


そんな男たちがいなくなった事への答えが離婚の激増と少子化の極みだ。


「お帰りなさい」と温かく迎えてくれる場所も、「行ってきます」と誇らしく出かけていく社会も、本来あるべき幸福の姿が消え去ろうとしている。

そのどちらの場所も、信頼を伴って築きあげるのは時間がかかる。辛抱がいる。その時間に人間としての成熟がある。振り子のように反作用の分だけ、自分に齎されるのだ。

簡単に何でも受信するばかりの現代において、その反作用の振り子分のエネルギーがあまりに欠如し、目眩しになっている。だからこそ、何度でも騙されるのだ。


そんな魚座的海王星に、もう騙されるのはよしにしませんか。

マントを脱いで、傷ついた自分を抱きしめて、もうそんな傷だらけの社会を変える勇気に昇華しませんか。

牡羊座は魚座から目を覚まし、自分自身こそが夢であり希望であるという我に火をつける。

ソーラーアークでの山本太郎氏のこれからを見ると、夏頃が心配な配置だ。けれどそこを乗り越えていけば、2030年にはガラリと世論の目が変わって、彼は脚光を浴びる事になりそうな配置。そんな下地を今こそ私たち自らが立ち上がって創っていかねばならない。

まだ私たちが夢から覚めようとしなければ、天は強制的に目を覚まさせるような事を齎らすような星の配置が3月まで今年は目白押しだ。

私たちが夢を見させられている間に、命を繋ぐ足元の大切な分野は危機的状況にされてきた。それがいよいよ露わになって、私たちは夢見ている場合ではなくなってしまう。

仮想敵を作って煽ってどんどん強行して、私たちが何も言えなくなって行った結果を昨年の昭和100年、戦後80年を期に改めて胸に刻んでおかねばならない。

牡羊座海王星、獅子座木星期には、様々なヒーローが台頭してくるだろう。本当のヒーローとは、本物のヒーローとは。

夢を見させようとするもの、夢を見ようとするもの。

何かに期待して夢見ていてはいけない。もう騙されてはいけない。

何かを変えるという事。それは甘美な幻でも容易なコンテンツでもこれこそ本物だと自尊心を擽る物でもない。痛みを伴わず簡単に解決できるものなどない。非常に難解で困難で悶え苦しむ事と常にセットだ。山本太郎氏の姿がそれを物語っている。


自分自身こそが夢を抱き、みっともなくても恥を晒しても苦しくても、すぐには変わらなくても、自分の舟のオールを自分で漕ぎ出すのだ。自分の手で自分だけの理想を実現して行くのだ。

私は、この海王星土星魚座期のトキをしっかり胸に留めて、この大転換期を注意深く見守って行きたいと思う。







 
 
bottom of page